入国前のオンライン日本語研修で
海外人材の早期戦力化を実現

株式会社ハンディネットワークインターナショナル 代表取締役
春山 哲朗様

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導入の決め手は科学的に考えられた効果的な研修プログラム
語学というのは2つに分けられると思います。それはテストなどに合格する読み書きの力と聞く話すコミュニケーション能力です。当社はインドネシアで在留資格特定技能の介護士を育てていますが、在留資格取得にはJLPT N4もしくは「JFT-Basic」合格が義務づけられています。他社をみるとN3合格を目指しますと言われる事が多いのですが、僕はこの考えに疑問を持っていました。なぜなら、介護現場ではN3を合格していてもコミュニケーションを取れなければ仕事にならないからです。入国までの限られた期間で会話のトレーニングを当社でも実行しましたが、維持はできても上げられているかどうか懐疑的でした。
ECCは英会話で有名ですが、言語が変わったとしてもコミュニケーション能力向上のノウハウは活かせると思いました。どのように授業を進めていくか、生徒のモチベーション管理など、語学を科学されている点が導入のきっかけでした。

入国前の160時間のオンライン研修により
日本語コミュニケーション能力に明らかな差
当社では日本入国前にECCのオンライン日本語会話プログラムを160時間受けてから入国させていますが、受入施設からの反応は、他法人から採用した外国人とのコミュニケーション能力の違いに驚かれます。また介護施設では夜勤業務があり、夜勤帯は人員が少ないため、日本語の聞く力と話す力がないと業務につけません。一般的には入国後早くて6ヶ月、1年以上かかると言われていますが、当社の学生は3ヵ月程度で夜勤に従事していきます。それだけ日本語のコミュニケーション能力が違うというのは、明らかに入国前の160時間プログラムの効果があると実証されています。
これから働きに日本に来る外国人は増えると思っていますが、コミュニケーションが取れないと離職を誘発する原因になることも実証されています。ECCには日本語講師などをさらに増やし、フレキシブルな日本語授業を展開してもらえるとありがたいなと思います。またECCは語学のリーディングカンパニーとして、これまで以上にコミュニケーション能力の重要性を広げてもらいたいです。JLPT検定ばかりが日本語能力だと勘違いしている企業も多くあるので、コミュニケーション能力の重要性を世の中に広めてほしいです。
少子高齢化の波により、多くの業界が人手不足に陥り、事業の継続がままならない企業も出てきています。日本人が採用できないから海外に目を向け優秀な外国人を採用していくという流れは今後もトレンドになっていくと思います。しかし、未だに頭数の一つとして人件費が安い人材として採用している法人が多数あることも事実です。
これから外国人に日本で活躍してもらうためには、適切な語学力を身に付けてもらう必要があります。日本は助けてもらう立場であることの事実は変えられません。当社はこれからもECCと共に日本で活躍できる外国人育成に力を入れ、邁進していきます。
