使える!ビジネス英語フレーズ集をご紹介

グローバル化の進展に伴い、外国人の顧客・取引先とのコミュニケーションの必要性を感じる方も増えているのではないでしょうか。そんな方はぜひ、ビジネスで使える英語表現を覚えておきましょう。
ビジネス英語をマスターするのは簡単ではありませんが、場面ごとに使用されるフレーズのパターンはある程度決まっているため、恐れる必要はありません。

この記事では、ビジネス向けの英語表現について、「メール」「挨拶」「会議・プレゼンテーション」の各シーンで即戦力となるフレーズをご紹介します。

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ビジネス英語表現とは?

ビジネスで英語を使用する場合、その対象は同僚・上司・部下、あるいは取引先や顧客など、ビジネス上の関係者となります。
ビジネスの場では、フォーマルな言葉遣いや表現が用いられますが、これは日本語・英語を問わず同じです。
フォーマルな言葉遣いや表現ができれば、ビジネス相手からの信頼を得やすくなり、スムーズな取引・やり取りが期待できます。
英語でフォーマルな言葉遣いや表現するのは難しく思われるかもしれませんが、常套句も多いため、多少の知識で対応できるケースも多くあります。

ビジネス英語と日常英会話との異なる点

ビジネスで使用する、いわゆるビジネス英語では、家族や友人たちと会話を楽しむ日常英会話と比較して、多くの単語が使用されます。これは、相手に対する丁寧な説明や説得が求められたり、業界・業種独自の専門用語が含まれていたりするためです。

ただし、ビジネスシーンの会話の9割は「2,000語程度(中学文法の基本レベル)の語彙力でカバーできる」といわれていますので、それらを使いこなすことが重要となります。
さらに、以下のような事柄に注意することで、ビジネスシーンに適した英会話に近づけることができます。

簡潔に!結論から話す

ビジネス英語では、話題やテーマに対して、結論を先に伝えます。次に理由の説明に入りますが、分かりやすく順序立てて、論理的に説得することが求められます。
なお、丁寧な説明は好ましいですが、不要な冗長表現や重複で論点がぼやけないようにご注意ください。

フォーマルな単語やフレーズを選ぶ

ビジネスの場では稚拙な印象を与えないために、フォーマルな単語やフレーズを選びましょう。

例えば「I'm sorry.」は、日常会話でも使用される軽い印象の謝罪表現ですが、ビジネスでは「very(とても)」「truly(心から)」「terribly(非常に)」などの副詞も併せることで、より丁寧な表現となります。
また、「sorry」よりも深刻度の高い謝罪には「apologize」、より改まった謝罪が必要なシーンでは「regret」の使用が適しているでしょう。

婉曲的な表現を使う

ビジネス英語では不要な冗長表現は避けたい一方、相手に不快感を与えず、柔らかい表現にするために婉曲的な表現を使うケースがあります。

例えば、取引先や上司に対して「時間ありますか」と聞くよりも「お時間頂戴してもよろしいでしょうか」と聞いた方が、より柔らかく丁寧な印象です。
相手との関係性にもよりますが、英語でもビジネスの場では、「Do you have time?(Do you have a minute?)」よりも「Could I interrupt you for just a second? 」といった表現が適しています。

使える!場面別ビジネス英語フレーズ集

ここからは、以下のような場面別に、ビジネス英語のフレーズをご紹介します。

  • メールで使えるビジネス英語フレーズ
  • 挨拶に使えるビジネス英語フレーズ
  • 会議やプレゼンテーションで使えるビジネス英語フレーズ

メールで使えるビジネス英語フレーズ

メールでのやり取りは、業界・業種を問わず必須のスキルといえます。
ただし、英語のビジネスメールには基本的な型(テンプレート)が存在するため、難しく考える必要はありません。

そのまま使える!ビジネス英語メールの型

英語のビジネスメールは「件名・頭語(宛名等)・本文(書き出し)・本文(主文)・本文(結び)・結びの句・差出人(署名)情報」という型で構成されています。これは、日本語のビジネスメールの型とほぼ同じです。

英語のビジネスメールの具体例は、以下の通りです。

件名

Subject: Follow-up on our meeting

宛名

Dear Mr. Smith,

書き出し

Thank you for your time and valuable insights at our meeting yesterday. I enjoyed learning more about your company and its future plans.

本文

As we discussed, I have attached the proposal for the new project that we are interested in collaborating with you on. Please review it and let me know if you have any questions or feedback.

結び

I look forward to hearing from you soon and working together on this exciting new opportunity.

結びの句

Sincerely,

差出人情報

Hanako Yamada
Manager
Advertising Department
××× Co., Ltd.
Tel: 03-◯◯◯-××××
E-mail: hanakoyamada@×××.com

ここから、各項目の表現例について見ていきましょう。

件名の例

はじめに、どのような要件のメールかを具体的に明記します。以下、考えられる表現例をいくつかご紹介します。

  • Meeting confirmation(会議の確認)
  • Request for quote(見積もり依頼)
  • Invoice(御請求書)

頭語(宛名等)の例

次にメールの宛名を記載しますが、相手との関係性によって使い分けましょう。以下、考えられる表現例をいくつかご紹介します。

  • Dear Mr./Ms.ラストネーム,
    最もフォーマルな表現です。独身女性であっても「Miss」ではなく「Ms.」を用います。
  • Dear ファーストネーム,
    ある程度の信頼関係がある相手に対する表現です。
  • To whom it may concern,(関係者各位)
    担当者不明の場合の表現です。

本文(書き出し)の例

面識のない相手に、英語のビジネスメールを送る場合は、以下のように、差出人の名称を含めた自己紹介から書き出されることが一般的です。

  • My name is Hanako Yamada and I’m from ×××. (×××の山田花子と申します)
  • My name is Hanako Yamada. I am in charge of public relations at ×××. (私は山田花子と申します。×××で広報を担当しております)

なお、英語のビジネスメールには、日本のビジネスメールのような「お疲れ様です」「お世話になっております」に直接該当する表現はありません。面識のある相手に対しては、以下のようなフレーズが使えます。

  • I hope this email finds you well. (お変わりなくお過ごしのことと存じます)
  • Thank you for your quick reply. (早急にお返事いただき、ありがとうございました)
  • I hope you had a nice vacation. (良い休暇を過ごされましたか)

本文(主文)の例

メールの件名はすでに記載しましたが、本文中にも要件を明記しておきましょう。以下、考えられる表現例をいくつかご紹介します。

  • I will inform you of the payment confirmation at the end of August. (8月末に入金の確認ができたことをご連絡いたします)
  • Our presentation is scheduled from 12:00 on Monday October 15th. (10月15日 月曜日12時にプレゼンテーションを開催いたします)
  • I would like to request more information about your new product. (御社の新商品の詳細を送っていただけませんか)

本文(結び)の例

締めくくりの文では、用件に対してどのようなリアクションを期待するかを、記載すると良いでしょう。以下、考えられる表現例をいくつかご紹介します。

  • Let’s discuss the details at our next meeting.(次回のミーティングで詳細をお話ししましょう)
  • This is not an urgent matter, so please reply when you have time. (急な要件ではないため、お手すきの際にご返信ください)
  • I look forward to hearing from you soon. (ご返信をお待ちしております)

結語の例

締め文とは別に、かしこ・敬具などに当たる結びの句を記載します。以下、考えられる表現例をフォーマルな順にご紹介します。

  • Sincerely,(もしくはYours sincerely,):フォーマルな結びの句です。
  • Kind regards,:英語のビジネスメールで多用される結びの句です。
  • Best regards, :英語のビジネスメールで多用される結びの句です。

なお、結びの句の後にコンマがつきますので、ご注意ください。

差出人(署名)情報

最後に差出人の情報を記載します。日本のビジネスメールとは逆に「差出名・役職・部署・社名・連絡先」の順番で記載してください。

挨拶に使えるビジネス英語フレーズ

社内・社外問わず、挨拶が必要な場面は多数存在します。ここからは自己紹介と挨拶表現を分けて、ビジネスで使える英語の挨拶フレーズをご紹介します。

自己紹介

ビジネスにおいては、はじめに自身が所属する企業名や部署名と共に、名前を伝えます。外国人にとって日本人の名前が覚えにくく、呼びにくい場合もあるので、短いニックネームを伝えるのも良い方法です。

  • I’m Hanako Yamada from ×××. (×××から参りました山田花子です)
  • I'm Hanako Yamada from the Advertising Department. (宣伝部の山田花子と申します)
  • Hello, I’m Hanako Yamada. Please call me “Hana”. (こんにちは、山田花子と申します。ハナと呼んでください)

挨拶表現

挨拶表現としては、自己紹介の前後に添える一言や、本題を話した後の締めくくりの言葉などがあります。

  • Good morning. How are you? (おはようございます。お元気ですか)
    正午以降は「Good afternoon.」、日没以降は「Good evening.」を使用すると良いでしょう。
  • It is a pleasure to meet you.(お会いできて光栄です)
  • It's a pleasure to see you again.(またお会いできて嬉しいです)
  • We look forward to your continued support.(今後ともよろしくお願いいたします)
  • Thank you for your time today. (本日はありがとうございました)

会議やプレゼンテーションで使えるビジネス英語フレーズ

会議やプレゼンテーションでは、自己紹介・テーマの提示・質問・提案・締めくくりの言葉など、さまざまな表現が求められます。以下、考えられる表現例をいくつかご紹介します。

  • Thank you for your time today. (本日はお時間をいただき、ありがとうございます)
  • I'd like to thank everyone for being here today. (本日はご出席いただきまして誠にありがとうございます)
  • The purpose of today's meeting is to come up with new product ideas together. (本日の会議の目的は、新商品のアイデアを一緒に考えることです)
  • Today, I'm going to talk about the development of our new business. (本日のトピックは新規事業の開拓についてです)
  • Finally, let's review the main points of today's presentation. (最後に、今日のプレゼンテーションの要点を確認します)
  • Do you have any questions? (何か質問はございますか)
  • Shall we move on to the next topic? (次の議題に移ってもよろしいですか)
ECCの法人向け 語学研修・英語研修

ビジネス英語を学ぶならECC法人向けサービス

ビジネスで使用される英語表現は、日常英会話と異なります。

学生時代に英語が得意だった社員や留学経験がある社員は、ある程度英語が話せるかもしれませんが、ビジネスシーンでは失礼に当たる恐れがあり、相手に不快感を与えたり、信頼を損ねたりする可能性もあるのです。
そのため、企業側も単に「英語が話せる」というだけで安心せず、ビジネスに特化した英語を社員たちに身につけさせる必要があります。
その際は、研修などを通じて社員たちに、ビジネス英語を学ぶ良質な環境・体制を提供することが望ましいです。
そして、業務に支障が生じないように「できるだけ効率的にビジネス英語を習得してもらうこと」も意識しましょう。

ECC法人向けサービスは、効率的かつ着実に、ビジネス英語の習得をサポートするサービスです。
ECCの60年以上の教育実績をベースとし、オンライン・対面による研修、海外留学など、多様なスタイルから選べる点も、スムーズな学習に寄与します。
すでに3,000社以上の企業(国内)導入実績があり、企業のさまざまなニーズ・ケースに対応できる点も大きな強みです。

※ECCグループ内での実績です

まとめ

ビジネス英語は、日常英会話よりも難しい部分がある一方、シーンごとに使われる表現はある程度限られています。
今回ご紹介したフレーズを覚えるだけでも、スムーズな業務が期待できますので、チャンスがあればどんどん使ってください。

ただし、実際にビジネス英語を使いこなし、グローバル人材として活躍するためには、異文化理解を深め、マナーやボディランゲージなども意識しなくてはなりません。
ECC法人向けサービスでは、このような観点もカバーした英語研修を実施いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。