導入事例

ECCの力を借りて
英語で町おこし!

自治体

大阪府泉北郡忠岡町 / 土居課長(現:東忠岡小学校校長)

関西国際空港にほど近い大阪府忠岡町では2014年から町おこしのため、「イングリッシュ·タウン忠岡」をコンセプトに掲げ、地域の子ども向けに英語のレッスンやイベントなどを実施されています。ECCは現在、その忠岡町のユニークな取り組みをパートナーとしてサポートしています。

導入の背景

活発な地域づくりは、まず人づくりから。
掲げたテーマは「イングリッシュ·タウン忠岡」。

町おこしといえば、地域の名産品づくりなど経済活動を中心に行われることも多いのですが、大阪府忠岡町では、人を育む教育こそが町おこしに最も必要なことと認識。多世代の人が英語を用いて活発に交流·活動する「イングリッシュ·タウン忠岡」の実現に向けて、英語教育を充実させる方針を打ち立てました。
ゴールイメージは地域内のコミュニケーションがもっと活発になり、さらに賑やかな町へと発展していくこと。さらに住民が自分たちの町の良さを世界に向かって発信できるようになること。そうした結果として一人でも多くの人が「この町に住んでみたい」「ずっと住み続けたい」と思ってくれたら。このような将来の理想を描き、忠岡町のプロジェクトはスタートしました。

● 初代TEAM「イングリッシュ·タウン忠岡」
(所属役職等は2014年当時)
  • 忠岡町教育委員会教育部
    理事兼学校教育課長
    土居正幸様

  • 忠岡町教育委員会教育部
    部長
    柏原憲一様

  • 忠岡町公室
    次長
    明松隆雄様

プロジェクト内容

  1. 2014年度

    プロジェクトの発端は小学生向けの英語教育サービスやイベントから徐々に実施することに。事業パートナーにECCを選ばれた理由について、忠岡町教育委員会学校教育課の土居課長は「さまざまなニーズへの対応力、そして実行力です」とお答えくださいました。「定型化されたサービスなら、どこの企業でも提供してくれます。
    しかし、私たちが求めているのはそういった汎用的なものではなく、忠岡の子どもたちの実態に合わせたものがほしかった。その点、ECCは私たちのお願いに対し、いろいろなアイデアと工夫を提示してくださり、実に密度の濃い検討を行うことができたと感じています」。

  2. 2015年度

    使える予算と人員は限られており、イベントを行う場所も時期などの制約を受ける状況の中、「打ち上げ花火ではなく、持続可能な取り組みにしたい」という忠岡町の職員の方々の想いを汲んで何度も計画を見直し、2015年12月よりECCが講師を派遣する忠岡町英語レッスンがスタートしました。
    当初の募集は定員50名としていましたが、多数の応募が寄せられたため、急遽100名に教室を拡大。約3ヵ月間の授業を終えた後、成果発表会を成功させました。

    幼児から小学生を対象に英会話レッスンを提供

    世界の文化体験イベントを開催(ベネチアンマスク作り)

    Project Memory 2015

    FUN PARTY IN ENGLISH
    発表会&世界の文化体験

    忠岡町オリジナル世界へのパスポートを発券!発表会の会場に併設された、世界各国のブースを回って言語と文化を体験!忠岡町出身のメジャーリーガー前田健太選手への英語の寄せ書きにも挑戦。最後は巨大横断幕と一緒に記念撮影し、横断幕は後日前田選手にお届けしました。

    1. 01世界の文化体験へのパスポート

    2. 02中国語で切り絵を体験できるコーナーで

    3. 03フラメンコに挑戦するkidsたちも

    4. 04英語でYOGAにチャレンジ!

    5. 05ネイティブ講師とイースターを楽しもう!

    6. 06セブにいるフィリピン人講師とリアルタイムで話してみよう!

  3. 2016年度

    2016年度では、この英語レッスンに小学1年生~小学4年生の80名が参加し、終了後に保護者に対して行ったアンケートでは、「英語に興味を持つようになった」という回答が89.1%、「通うことを楽しみにしている」という回答が94.5%と肯定的な意見が多数を占め、職員の皆様は確かな手応えを感じられたそうです。
    2016年は同様の英会話教室を継続して行ったうえ、ECCの提案を受けてダンスと英語を組み合わせた忠岡町のPR動画づくりも行い、YouTubeにアップして世界への発信の第一歩を踏み出しました。
    今後はこのような個々の取り組みを点で終わらせないよう、他の部署とも連携しながら線に結びつけていき、大人まで含めた多世代英語体験の場を実現していきたいと考えていらっしゃいます。

    2年目の英会話レッスンはさらに人気に

    英語とダンスを使った忠岡町のPR動画を制作

    Project Memory 2016

    英語でPR動画制作 プロジェクト

    英語でPR忠岡町紹介動画プロジェクトは、YouTuberのECCチャンネルにてご覧いただけます。

    1. 01カメラの前で緊張気味の忠岡町っ子たちアンバサダー選考オーディション

    2. 02アンバサダーは全身を使って忠岡町アピール!ダンサーからダンスを伝授され・・・

    3. 03英語の台詞を必死に覚えるkidsアンバサダー。ネイティブ講師と台詞の発音練習!

    4. 04さぁ、練習した英語でいざ本番!スタジオでCG用映像を撮影

    5. 05忠岡の海風を感じながらダンス!忠岡町の名所を回って撮影!

    6. 06どんどん、忠岡町PR。FM802でのPRもアンバサダーの役目!

  4. 2017年度

    忠岡町の観光名所を英語で紹介するための町公認ガイドブック「忠岡町おもてなしガイドブック」を作成しました。
    実際に英語を使って自分たちの町の魅力を伝えるイベントでも活用。子どもたちにとって英語でコミュニケーションをする楽しさを実感しながら、町の良さを再認識できる機会となりました。また、ガイドブックは中学校での副読本として町内の全中学生に配布しました。

    バスツアーで留学生を英語でおもてなし

    観光案内おもてなしアプリ
    忠岡町バージョンを制作·リリース

    「忠岡町おもてなしガイドブック」表紙

    町のマスコットキャラも登場し親しみやすい紙面に

    Project Memory 2017

    「忠岡アドベンチャーバスツアー」小中学生が英語で町の魅力を発信

    「忠岡町おもてなしガイドブック」を活用し、町の小中学生が欧米やアジア各国方からの留学生を英語でおもてなし。留学生と一緒に漁船体験やお茶体験、忠岡神社を見学し楽しみながら日本の食·文化を世界に発信しました。

    1. 01英語ガイドブックとCDで事前に練習。忠岡町の魅力を楽しく勉強します

    2. 02日本の芸術や文化をアピール。正木美術館やお茶室見学

    3. 03忠岡町や大阪の名物を一緒に調理·食事共同作業でコミュニケーションも活発に

  5. 2018年度

    これまで小学生中心だった英語教育を中学生にも拡大し、多世代英語体験の実現がさらに一歩進みました。
    中学生用に作成した自学自習プリント「忠中マイワーク」は、忠岡町に関するトピックと高校入試を意識した単語や文法の選択に加え、「忠岡町おもてなしガイドブック」やおもてなしアプリと連動させることでオリジナリティーにあふれた学習ツールとなりました。生徒たちは2018年8月と2019年1月に行われたスペリングテストに挑み、成果を実感することができました。

    小学生だけでなく中学生にも英語教育を拡大

    町のマスコットキャラ「ただお課長」も登場

    Project Memory 2018

    町内の全中学生に
    「忠中マイワーク」を配布

    いままで小学生中心だった英語教育を中学生へと拡大。夏休みと冬休みの自主学習を促進するため、ガイドブックやおもてなしアプリと連動させた自学自習プリント「忠中マイワーク」全6冊を作成。忠岡町の文化や芸術だけでなく、高校受験を意識した単語や文法も学びます。

    1. 01町内の中学生たちが自主学習プリント「忠岡マイワーク」にチャレンジ!

    2. 02スペリングテストで成果を実感!

    3. 03スペリングテストで成果を実感!

  6. 2019年度~

    プロジェクト進行中!

導入プラン概要

● 導入プラン(2014年よりプロジェクト始動)

※内容および所属役職等は取材当時のものです

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まずはモデルレッスン!

子どもたちが夢中になる
英語レッスンを
実際にお確かめください

ECC講師が園(施設)様にお伺いして、実際のレッスンの一部を行います。
子どもたちの反応は? 実際、保護者のニーズはあるの? ECCの先生はどんな人?
など気になることを直にお確かめいただけます。